このたび、「株式会社ウチらめっちゃ細かいんで(めちゃコマ)」さんのYouTubeチャンネルに出演しました。
動画では、私が運営している「ゴチャせたがや」の活動や、居場所づくりを始めたきっかけ、活動する中で大切にしていることなどについてお話ししています。
▼YouTube動画はこちら
https://youtu.be/FnsKdDL59cg
居場所づくりについてお話ししました
ゴチャせたがやでは、世田谷区を中心に、安心して過ごせる居場所や対話の場をつくっています。
活動の中で大切にしているのは、誰かに「こうしなければならない」と求める場所にしないことです。
話したいときは話す。
聞いていたいときは聞いている。
途中から参加しても、途中で帰ってもいい。
それぞれの状態や、その日の気持ちに合わせて過ごせる場所を目指しています。
今回のインタビューでは、こうした活動内容に加えて、私自身がなぜ居場所づくりに取り組むようになったのかについてもお話ししました。
私自身も、人との関わりに悩んできました
私は子どもの頃、人前で話すことが苦手で、どもりもありました。
人からどう見られているのかを気にしたり、失敗しないようにしなければと考えたりすることも多くありました。
以前は、
「自分をよく見せなければ」
「相手の期待に応えなければ」
「失敗してはいけない」
と考え過ぎてしまうこともありました。
少しずつ、
「思ったことを、そのまま、シンプルに伝えればいい」
と考えるようになりました。
仕事でも地域活動でも、相手にどう評価されるかを考え過ぎるのではなく、
「何が事実なのか」
「自分は何を伝えたいのか」
をできるだけ分かりやすく伝えることを意識しています。
そう考えられるようになってから、以前よりも人前で落ち着いて話せることが増えてきました。
「困ってから」だけではなく、その前からつながれる地域へ
居場所づくりを続ける中で感じているのは、生活の中で困りごとを抱えていても、すぐに相談窓口や支援制度につながれるとは限らないということです。
「相談するほどではないかもしれない」
「どこに相談すればいいか分からない」
「人と話すこと自体が負担になっている」
そうした段階にいる方もいます。
だからこそ、専門的な相談や制度につながる前にも、気軽に人とつながることのできる場所が地域の中にあることは大切だと考えています。
居場所は、何かを解決するためだけの場所ではありません。
ただ過ごすこと。
誰かと同じ空間にいること。
少しだけ話してみること。
そこから次の一歩につながることもあります。
活動を続けながら見えてきたこと
めちゃコマさんから最初にYouTube出演のお声がけをいただいたのは、活動を始めてまだ間もない時期でした。
そのときは、もう少し実際の活動を積み重ねてからお話ししたいと考え、半年ほど経ってから今回の出演につながりました。
居場所や対話の場を続ける中で、さまざまな方から話を聞かせていただきました。
活動を続けるほど、「こうすればすべて解決する」という単純な答えはないと感じています。
一人ひとり置かれている状況も違います。
必要なのは、本人の話を聞きながら、その人に合った関わり方や選択肢を一緒に考えていくことだと思っています。
地域の中に、いくつもの選択肢があること
私は、すべての人が同じ居場所に集まる必要はないと考えています。
にぎやかな場所が合う方もいれば、少人数の場所が合う方もいます。
人と話したい方もいれば、一人で静かに過ごしたい方もいます。
大切なのは、その人に合う場所や人との関わり方を選べることです。
地域の中にさまざまな居場所やつながり方があり、
「ここが合わなければ、別の場所もある」
と思えること。
そうした選択肢を少しずつ増やしていくことが、孤立を防ぐことにもつながるのではないかと考えています。
動画をご覧いただければと思います
今回の動画では、ゴチャせたがやの活動内容だけでなく、私自身の経験や、居場所づくりについて考えていることもお話ししています。
活動を知っていただくきっかけとして、ご覧いただければ幸いです。
▼YouTube動画
https://youtu.be/FnsKdDL59cg
今後も、実際の地域活動や、そこで聞かせていただいた声を大切にしながら、地域の中で必要な仕組みや支援について考えていきます。
吉永しんいち
地域での居場所づくりや対話の場を通じて、暮らしの中で感じる困りごとや地域の課題について考えています。
